作品について
『dm studies 000 - 004』は真鍋大度にとって初のオフィシャル音楽作品であり、2026年7月10日に Nosaj Thing 主宰のレーベル〈Timetable Communications〉から配信リリースされた。全5曲・約23分34秒のEPで、収録曲は dm000a、dm001a、dm002a、dm003a、dm002b である。「カオスと秩序」「人間性とプロセス」といった相反する概念を主題とし、古典的な数学原理への探究と、精巧かつ躍動感のあるサウンドデザインとの交差点を描き出す。多くのトラックには、真鍋がロンドンで Sinan Bökesoy と共同設立したオーディオソフトウェア企業 sonicPlanet で開発したプラグインが用いられている。クレジットは真鍋がプロデュース・ミックス・作曲を担い、追加の作曲者として CELES A.、Sinan Bökesoy、kythex が名を連ねる。クラブ・ミュージックの持つ身体性や構造への関心を出発点としながら、エレクトロニック・ミュージックという表現形式そのものの可能性を拡張することを試みた作品である。CDは2026年7月11日・12日に東京・高輪の MoN Takanawa: The Museum of Narratives で開催された〈FUTURE FREQUENCIES FESTIVAL 2026〉の会場限定で先行販売され、真鍋は初日に Nosaj Thing とのコラボレーション・ライヴパフォーマンスを披露した。